寒さが深まる季節、サンクトガーレンから「飲むシュトーレン」とも言える冬限定ビール「ウィンターフルーツタルトエール」が11月27日に発売されます。
いちじくやりんご、ジンジャー、シナモンが織りなす甘くスパイシーな味わいは、まさに冬のデザート。ビール好きはもちろん、甘いものが好きな方にもおすすめの一杯です。
街の木々も色づき、冷たい風が頬を撫でる季節になりました。
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁でお祭り騒ぎを楽しんだ方も多いのではないでしょうか。ワインのフレッシュな味わいも素敵ですが、冬の夜長には、じっくりと腰を据えて楽しみたくなる、少し濃厚なお酒が恋しくなりませんか。
今回は、そんなこれからの時期にぴったりな、心も体も温まるような新商品をご紹介します。
神奈川県の厚木にある老舗クラフトビールメーカー、サンクトガーレンから届いた、とびきりの冬の便りです。
サンクトガーレン、飲むシュトーレンのようなビールウィンターフルーツタルトエール11月27日より冬限定発売。
今回ご紹介するのは、サンクトガーレンから11月27日に発売される「ウィンターフルーツタルトエール」です。このビール、ただのフルーツビールではありません。
なんと「飲むシュトーレン」というキャッチコピーがついているんです。
シュトーレンといえば、ドイツ発祥の伝統的なクリスマス菓子ですよね。ドライフルーツやナッツがぎっしりと詰まり、スパイスの香りが効いたあの焼き菓子です。クリスマスを待ちわびながら少しずつスライスして食べる、あのワクワク感をビールで表現したというのが、この「ウィンターフルーツタルトエール」なのです。
このビールは、冬限定での発売となります。寒い季節に冷たいビールはちょっと……と敬遠してしまう方でも、このコンセプトを聞けば少し興味が湧いてくるのではないでしょうか。一般的な「とりあえずのビール」とは一線を画す、デザート感覚で楽しめる一杯として設計されているようです。
サンクトガーレンといえば、これまでにもスイーツビールやフルーツビールで数々の話題作を生み出してきた実力派です。そんな彼らが「冬のデザート」として送り出すこのビール、期待せずにはいられませんね。
お酒好きの方はもちろん、普段あまりビールを飲まないという方でも、カフェでケーキを選ぶような感覚で手に取ってみてはいかがでしょうか。
いちじく・りんご・ジンジャー・シナモンの甘くスパイシーな味わいの魅力
では、具体的にどんな味わいが楽しめるのか、その魅力に迫ってみましょう。このビールの最大の特徴は、原材料に使われている素材の豊かさにあります。
まず主役となるのは、たっぷりのフルーツです。濃厚な甘みを持つ「いちじく」と、爽やかな酸味と甘みを添える「りんご」。これらがビールのベースに深いコクとフルーティーな香りを与えています。いちじく特有のねっとりとした甘い香りは、冬の重厚な雰囲気によく似合います。
そして、このビールを「シュトーレン」たらしめているのが、スパイスの存在です。「ジンジャー（生姜）」と「シナモン」が使われていることで、単に甘いだけでなく、ピリッとした刺激とエキゾチックな香りが加わっています。甘くスパイシーな味わいは、一口飲むごとに身体の内側からポカポカと温まるような感覚を覚えるかもしれません。
実際にグラスに注いでみると、焼きたてのタルトやシュトーレンを思わせる香ばしく甘い香りが立ち上ることでしょう。口に含めば、フルーツの凝縮された旨味と、それを引き締めるスパイスのアクセントが絶妙なバランスで広がります。
苦いビールが苦手な初心者の方にとっては、この甘くスパイシーな風味はとても親しみやすいはずです。
一方で、クラフトビールを飲み慣れた上級者の方にとっても、複数の素材が複雑に絡み合う奥深い味わいは、探求心をくすぐる面白い体験になることでしょう。
ウィンターフルーツタルトエールをより楽しむために
さて、この特別なビールをより美味しく楽しむための、sakenomu流のアイデアをいくつかご提案します。
まず、温度管理です。一般的なラガービールのようにキンキンに冷やして喉越しを楽しむのも良いですが、この「ウィンターフルーツタルトエール」に関しては、少し温度が高めの方がその本領を発揮します。冷蔵庫から出してすぐ飲むのではなく、少し室温に戻して10度〜13度くらいで飲んでみてください。そうすることで、いちじくの甘みやシナモンの香りがより一層華やかに開き、リッチな味わいを感じることができます。
グラス選びも重要です。もしお持ちであれば、ワイングラスのような口が広くて香りを溜め込める形状のグラスがおすすめです。香りを楽しみながら、ゆっくりと時間をかけて味わうスタイルが似合います。
ペアリング、つまりおつまみとの組み合わせですが、やはり「飲むシュトーレン」というだけあって、スイーツとの相性は抜群です。 例えば、本物のシュトーレンと合わせて「追いシュトーレン」を楽しむのも贅沢ですし、シンプルなバニラアイスクリームにかけてアフォガート風にするのも面白いかもしれません。また、濃厚なチーズケーキや、ドライフルーツが入ったパウンドケーキなどとも相性が良いでしょう。
もちろん、食事の後の締めの一杯として、このビール単体でデザート代わりに楽しむのも粋な過ごし方です。読書をしたり、映画を観たりしながら、冬の夜のリラックスタイムのお供にするには最適です。
ボジョレー・ヌーヴォーのフレッシュな余韻を楽しんだ後は、こういったスパイスの効いた温かみのあるビールで、冬の訪れを実感してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、サンクトガーレンから11月27日に発売される話題の新商品、「ウィンターフルーツタルトエール」についてご紹介しました。
いちじく、りんご、ジンジャー、シナモンといった冬らしい素材をふんだんに使い、「飲むシュトーレン」をイメージして造られたこのビール。甘くスパイシーなその味わいは、寒くなるこれからの季節に、心ほどけるような安らぎを与えてくれるはずです。
いつものビールとはちょっと違う、季節感あふれる特別な一杯。お店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。今度の週末は、暖かい部屋でこのビールを片手に、ゆったりとした大人の時間を過ごしてみませんか。
それでは、また次の一杯でお会いしましょう。
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