キリンの定番発泡酒「淡麗グリーンラベル」。
糖質70%オフという特徴を持ちながら、長年販売され続けている人気商品です。
今回は、そんな淡麗グリーンラベルを改めて飲んでみました。
率直な感想を一言で表すなら、「ビール界のアクエリアス」。
いい意味でも悪い意味でも、とにかくクセがありません。
口に含んだ瞬間は、もはや水を飲んでいるかのような軽さ。ビールらしい重厚なコクや麦のうまみを期待すると、拍子抜けするかもしれません。
しかし、ゴクゴクと飲めてしまう爽快感と、飲み終わった後に舌の上に残るわずかな苦味が、なぜか心地よいのです。
決して高級感のある味ではありません。それでも、これにはこれの良さがあります。
[amazon asin=”B01BM9EI14″ kw=”淡麗グリーンラベル GREEN LABEL グリーンラベル ビール 発泡酒 キリン 500ml 24本 糖質70%オフ”]
淡麗グリーンラベルとは?2026年にリニューアルされた糖質70%オフの発泡酒
まずは商品の基本情報を確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | キリンビール |
| 商品名 | 淡麗グリーンラベル |
| 品目 | 発泡酒 |
| アルコール度数 | 4.5% |
| 糖質 | 70%オフ |
| カロリー | 29kcal/100ml |
| 原材料 | 麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類 |
淡麗グリーンラベルは、2026年4月下旬製造品からリニューアルされています。
今回の変更では大麦の使用量を増やし、麦の穏やかな風味とすっきりした飲みやすさを両立。さらに、後味の酸味を抑えたとされています。
また、ホップの爽やかな香りを引き出す「ホップアロマ製法」も引き続き採用されています。
それでは、実際の味はどうなのでしょうか。
【実飲レビュー】淡麗グリーンラベルは水のように飲める発泡酒
最初のひと口:これは水です(笑)
まず、口に含んだ瞬間の感想。
これは水です(笑)。
もちろん実際に水と間違えるわけではありませんが、それくらい味の主張が弱く、驚くほど軽い飲み口です。
麦芽の濃厚な甘みや、ラガービールらしい力強い苦味が最初から広がるわけではありません。
味わいの輪郭が非常に薄く、とにかく抵抗なく喉へと流れていきます。
普通のビールなら、飲み始めに麦のうまみやホップの香りを楽しむところですが、グリーンラベルはその存在感がかなり控えめ。
しかし、この徹底した軽さこそが最大の個性なのかもしれません。
喉ごし:ビール界のアクエリアス
淡麗グリーンラベルの魅力は、何といっても喉ごしです。
とにかくゴクゴク飲めます。
ビールを味わっているというより、軽い炭酸飲料を流し込んでいるような感覚に近い。
例えるなら、ビール界のアクエリアス。
もちろん水分補給に適した飲み物という意味ではなく、あくまで飲み口の軽さを表した比喩です。
正直、味に高級感はありません。
むしろ、ビール界のイオンとでも呼びたくなるような、どこかチープな喉ごしです。
そして飲み込む瞬間、鼻へと抜けるわずかなアルコール臭。
本格的なビールなら欠点として挙げたくなる部分ですが、不思議とこれが嫌いになれません。
この安っぽさまで含めて、淡麗グリーンラベルという商品が成立しているように思います。
飲み終わり:舌の上にわずかな苦味が残る
ただし、淡麗グリーンラベルは単に薄いだけの発泡酒ではありません。
飲み込んでから少し経つと、舌の上にほのかな苦味が残ります。
これが非常に重要です。
飲み始めから喉ごしまで、ほとんど抵抗を感じないほど軽いのに、最後だけビールらしい苦味が顔を出す。
その苦味も長く続くわけではなく、控えめな余韻として消えていきます。
このわずかな苦味を感じると、「ああ、今日も一日頑張ったなぁ」という気持ちになるのです。
本格的なビールのように、香りや味の複雑な変化を楽しむ商品ではありません。
しかし、飲み終えたときの満足感はきちんとある。
最初は水のように軽いのに、最後だけビールを飲んだ実感が残る。
これが淡麗グリーンラベルの面白さだと思います。
淡麗グリーンラベルの味は薄い?それでもおいしいと感じる理由
ここまで読むと、グリーンラベルをあまり評価していないように思われるかもしれません。
しかし、個人的には結構好きな発泡酒です。
そもそも、すべてのビール類に濃厚な麦のコクや強い苦味が必要なわけではありません。
例えばIPAのように、ホップの強烈な苦味や豊かな香りを楽しむビールもあれば、深く考えずにゴクゴク飲みたい商品もあります。
グリーンラベルは明らかに後者です。
味わいの軽さだけを取り上げれば、物足りないと感じる部分もあります。
それでも、アルコール特有のクセが比較的少なく、わずかな苦味によってビールらしい余韻も楽しめる。
そのバランスが心地よいのです。
決して複雑な味ではありません。
むしろ、余計なものを感じさせないことが、この商品の完成度につながっていると感じます。
金麦〈糖質75%オフ〉と比較すると、どちらがおいしい?
以前レビューした、サントリーの新しい「金麦〈糖質75%オフ〉」とも比較しておきましょう。
【実飲レビュー】ビールになった金麦〈糖質75%オフ〉は味が薄い?
こちらも軽い飲み口の商品ですが、個人的には淡麗グリーンラベルの方が圧倒的に好みです。
新しい金麦〈糖質75%オフ〉は、味だけでなく香りの存在感も弱く、金麦らしい特徴まで薄れてしまった印象でした。
一方、淡麗グリーンラベルは確かに水っぽいものの、その軽さが爽快感につながっています。
そして、飲み終わった後にはわずかな苦味が残る。
つまり、どちらも味は軽いのですが、グリーンラベルには軽いからこそのおいしさがあるのです。
ビールらしい濃厚なコクを求めるなら、どちらも第一候補にはなりません。
しかし、軽快に飲める糖質オフのビール類を選ぶなら、個人的にはグリーンラベルをおすすめします。
まとめ|淡麗グリーンラベルはチープなのに、なぜかまた飲みたくなる
淡麗グリーンラベルを改めて飲んでみましたが、やはり独特な魅力を持った商品だと感じました。
口に含んだ瞬間は水のように軽く、喉ごしも驚くほどあっさり。
わずかなアルコール臭や、どこかチープな味わいもあります。
しかし、その軽さのおかげでゴクゴク飲めてしまうのです。
そして、飲み終わった後にほんの少しだけ残る苦味。
この余韻が、ビールを飲んだという満足感につながっています。
本格的なビールの代用品として考えると、物足りない部分は少なくありません。
しかし、軽快な発泡酒として評価するなら、非常によくできた商品だと思います。
淡麗グリーンラベルは、ビール界のアクエリアス。
高級感も重厚なコクもありませんが、仕事を終えた夜に、何も考えずゴクゴク飲みたくなる。
そんな親しみやすさが、この商品の最大の魅力ではないでしょうか。
