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【実飲レビュー】ビールになった金麦〈糖質75%オフ〉は味が薄い?旧発泡酒版よりも物足りない結果に

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2026年10月6日、サントリーの「金麦」が新ジャンルからビールへと生まれ変わりました。

通常の金麦だけでなく、「金麦〈糖質75%オフ〉」もビール化。麦芽比率を高め、麦のうまみと飲みごたえを強化したと発表されています。

しかし、実際に旧製品と新製品の両方を飲んでみたところ、糖質75%オフについては少々残念な結果となりました。

率直に言えば、新しい金麦〈糖質75%オフ〉は、旧発泡酒版よりも香りと味が薄く感じられたのです。

もともと旧製品も、発泡酒特有の風味が悪い意味で目立ち、積極的においしいとは言いにくい商品でした。

それが今回のビール化によって、金麦らしい特徴まで薄れてしまったように感じます。

今回は、旧発泡酒版との飲み比べを中心に、通常の金麦や淡麗グリーンラベルとの違いも交えながらレビューします。

旧金麦〈糖質75%オフ〉と新ビール版の違い

まずは、2026年10月のビール化で変更された点を確認しましょう。

項目旧・糖質75%オフ新・糖質75%オフ
品目発泡酒②(新ジャンル)ビール
アルコール度数4%4%
原材料発泡酒、スピリッツ(小麦)麦芽、ホップ、糖類
糖質(100ml)0.4~0.8g0.4~0.8g
カロリー(100ml)29kcal26kcal
製法新ジャンル製法ビール製法

旧製品は発泡酒をベースにスピリッツを加えた製法でしたが、新製品では麦芽比率を高め、ビール製法へ変更されています。

サントリーは、従来の味わいの骨格を維持しつつ、麦のうまみと飲みごたえを強化したと説明しています。

では、実際の味はどうだったのでしょうか。

旧金麦〈糖質75%オフ〉の味|発泡酒特有の風味が強く、おいしいとは言いにくい

まず、旧発泡酒版の金麦〈糖質75%オフ〉について。

こちらも決して高く評価していたわけではありません。

通常の金麦は、華やかな香りと甘み、後味に残る心地よい苦味が特徴です。

一方、糖質75%オフの旧製品では、発泡酒特有の風味が悪い意味で強く感じられました。

そのため、通常の金麦のように、香りや味の移り変わりを楽しめる商品とは言いにくい印象でした。

個人的には、積極的に選びたい味ではありません。

ただし、今回の新製品と比べてみると、旧製品にはまだ一定の香りや味の存在感があったことに気づきます。

旧製品は風味の質に不満があったのに対し、新製品はそもそもの風味の弱さが気になる。

この違いが、今回の比較で最も重要なポイントです。

新金麦〈糖質75%オフ〉の味|ビールになったのに、さらに薄く感じる

香りが弱く、金麦らしさが感じにくい

新しい金麦〈糖質75%オフ〉を飲んで、まず気になったのが香りの弱さです。

通常の金麦には、飲み始めにふわっと広がる華やかな香りがあります。

ところが、今回の糖質75%オフでは、その金麦らしい特徴がかなり弱く感じられました。

旧発泡酒版にも不満はありましたが、新製品はそれ以上に香りの存在感が乏しい印象です。

ビール化によって麦の風味が強化されることを期待していただけに、これは残念でした。

味も旧製品以上に薄く感じる

そして、香りだけでなく、味わいそのものも薄く感じられます。

旧製品には発泡酒らしい独特の風味があり、それがおいしさを損なう原因になっていました。

しかし、新製品は、その独特の風味が弱まったとしても、代わりにビールらしいコクや金麦特有の味わいが十分に感じられるわけではありません。

全体的に味の輪郭が弱く、飲んでいて物足りなさが残ります。

旧製品よりも薄い。しかも、金麦らしい香りまで弱くなってしまった。

これが新しい金麦〈糖質75%オフ〉に対する率直な評価です。

もちろん、薄い味や軽い飲み口を好む方にとっては、長所と感じられる可能性があります。

ただ、ビールらしい味わいを求めて飲むと、期待外れになりかねません。

通常の金麦はビール化で進化したのに、なぜ75%オフは物足りない?

今回、特に残念だったのが、通常の金麦との評価の違いです。

通常の金麦については、ビール化によって味わいが進化したと感じています。

従来の華やかな香りを維持しながら、甘みの質がビールらしくなり、後味には香ばしい麦の余韻が加わりました。

旧金麦と新金麦は、それぞれに異なる魅力を持つ完成された味わいだと思います。

一方、糖質75%オフについては、同じような変化を感じることができませんでした。

ビール化したことで、通常の金麦では麦のうまみやコクが強く感じられるようになったのに対し、糖質75%オフでは香りも味も弱く感じられます。

同じブランドで、同じタイミングにビール化した商品でありながら、実飲評価は大きく分かれる結果となりました。

なお、味が薄く感じられる原因を、糖質の少なさやビール製法への変更だけで説明することはできません。

原材料の配合や発酵条件、香味成分のバランスなども味わいに関係するためです。

淡麗グリーンラベルの方が断然好み

糖質オフのビール類として、個人的に高く評価しているのがキリン「淡麗グリーンラベル」です。

グリーンラベルは糖質70%オフの発泡酒ですが、爽やかなホップの香りと、ビールに近い満足感を両立させています。

2026年4月には大麦の使用量を増やし、麦の穏やかな風味を強化するリニューアルも行われました。

グリーンラベルも軽い飲み口の商品ですが、金麦〈糖質75%オフ〉のような物足りなさは感じにくく、個人的にはこちらの方が圧倒的に好みです。

糖質オフだから味が薄くても仕方がない、とは思いません。

その点で、グリーンラベルは糖質を抑えながらも味の満足感を得られる、優れた選択肢だと感じています。

プラチナダブルを薄いと感じる人にはおすすめしにくい

もう一つ、購入時の比較対象となるのがキリン「淡麗プラチナダブル」です。

プラチナダブルは糖質ゼロ・プリン体ゼロの発泡酒で、ビールに近いおいしさを目指した商品です。

ただ、味の感じ方は人それぞれ。

例えば、淡麗グリーンラベルは好きだけれど、プラチナダブルでは味の薄さが気になるという方もいるでしょう。

そうした方に、新しい金麦〈糖質75%オフ〉はおすすめしにくいというのが今回の感想です。

プラチナダブルと新金麦のどちらが薄いか、という単純な順位付けではありません。

しかし、ビール類にある程度の香りや味の存在感を求めている方には、今回の金麦〈糖質75%オフ〉は物足りない可能性があります。

グリーンラベルの味わいが好きで、プラチナダブルを薄いと感じるなら、新しい金麦〈糖質75%オフ〉も好みに合わないかもしれません。

旧版と新版、どちらがおいしい?

結論から言えば、旧発泡酒版の金麦〈糖質75%オフ〉の方がおいしいと感じました。

ただし、旧製品を高く評価しているわけではありません。

旧製品は発泡酒特有の風味が悪い意味で強く、決して完成度の高い味わいとは感じられませんでした。それでも、金麦らしい香りや味の存在感は新製品よりも残っていました。

一方、ビール化した新製品は、その風味が薄れただけでなく、金麦特有の華やかな香りまで弱くなってしまった印象です。

麦芽比率を高めたビールになったにもかかわらず、味も香りも旧製品以上に薄く、飲みごたえという点でも物足りません。

旧製品は「味に不満はあるが、まだ飲みごたえがある」。新製品は「悪い意味でのクセは弱まったものの、味そのものが薄すぎる」。

この違いは大きいと感じました。

通常の金麦はビール化によって魅力が増したと感じただけに、糖質75%オフについては残念な結果です。

個人的には旧製品の方がまだ好みですが、どちらを選ぶかと聞かれれば、そもそも金麦〈糖質75%オフ〉ではなく、淡麗グリーンラベルを選びます。

まとめ|ビール化した金麦〈糖質75%オフ〉は期待外れだった

2026年10月にビール化した「金麦〈糖質75%オフ〉」。

旧発泡酒版と新ビール版を実際に飲み比べた結果、個人的には期待外れという評価になりました。

旧製品は発泡酒特有の風味が強く、おいしいとは言いにくい味わい。

そして新製品は、旧製品よりもさらに香りと味が薄く感じられ、金麦らしい特徴まで弱くなってしまった印象です。

通常の金麦はビール化によって麦のうまみと余韻が強化されたように感じましたが、糖質75%オフについては、同じような進化を感じることができませんでした。

もちろん、軽い飲み口を好む方には向いている可能性があります。

しかし、ある程度の香りやコク、ビールらしい味わいを求める方には、あまりおすすめできません。

特に、淡麗グリーンラベルが好きで、プラチナダブルを薄いと感じる方は、購入前にこの点を意識しておくとよいでしょう。

糖質75%オフでも、もう少し金麦らしさを残してほしかった。

これが、今回の実飲レビューで最も伝えたい感想です。


参考資料

※本記事は筆者による実飲レビューです。香りや味の評価には個人差があります。

※お酒は20歳になってから。

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